仙台市に生まれ、現岡幹博氏、海野義雄氏に師事。プロ化まもない宮城フィル(現・仙台フィル)のコンサートマスターをつとめた後渡欧、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でシャンドール・ヴェーグ教授に師事。同時に、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのメンバーに抜擢される。85〜87年ヴュルテンベルク室内管弦楽団の第1ヴァイオリニスト。87年にソロディプロマを取得してモーツァルテウム音大を卒業。同年NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団の第1ヴァイオリニストに就任し、世界各国で演奏。2019年、同オーケストラを退団。ソリストとしてドイツ国内はもとより、アイスランド、リトアニア、ウクライナなどヨーロッパ各国、アジア少年少女愛と夢のコンサートのゲストアーティストとしてスリランカ、中国、モンゴルに招かれて演奏。また、ドイツ各地における東日本大震災復興支援のためのオーケストラ公演においてソリストとして演奏。音楽による国際貢献を目ざし、ドイツを本拠に多彩な演奏活動を展開している。
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Photograph by Bogdan Dragus at Wiener Konzerthaus |